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シェアブックス スタッフが送るたわいもない日記
今年もあっという間に終わろうとしている。
歳を重ねていくごとに時間の経過が早く感じるのは何故だろう。
そんな僕をあざ笑うかのように、世の中のテクノロジーはもの凄いスピードで進化している。
今年よく耳にしたのが『IOT』だ。
IOTとは『Internet of Things』の略で様々なモノとインターネットが繋がる事。
現在ではまだまだ少ないが、オンラインの家電等はちらほら見かけるようになってきた。
近い将来、身に着けるモノ・机や椅子等の家具・文房具や日用品もインターネットに繋がっていくかもしれない。
その代表とも言える車のIOT化。自動運転の話題はあちこちで熱を帯びている。
2020年は『5G』サービスが本格的に始まり5G元年になると言われている。
5Gになると、低遅延・高速大容量・同時多接続が可能になり、特に自動運転が5Gの恩恵を受けて次のステージに移行していくようだ。
ホンダは2020年の夏に条件付きでの自動運転車を発売する。
トヨタは「自動車を売るのは辞めて車を使ったサービスを始めますよ」と公言していて、自動運転を利用したサービスを展開していくと噂されている。
街中に無人で自動運転するトヨタの車が周っていて、いつでも好きな時にアプリで呼んで利用出来る日が来るのだろうか。
それが月額パックとかで売り出されたら、ただの移動手段であれば本当に車を買う必要がなくなるかもしれない。 
そうなるとタクシーやバスはどうなるのだろう?とかいろいろと考えてしまう。
1980年代の1Gから約10年ごとにG(世代)が移行してきている。
さらに10年後の6Gになった時には完全に自動運転に移行しているかもしれない。
IOTで社会からデータを集め、AI(人工知能)で分析して、さらにIOTを使って分析結果を社会に還元する。
そういったエコシステムの中での生活をソサエティ5.0と言い、日本政府が提唱して力を入れているらしい。
政府が推進しているのだから、まあ、そうなっていくのかなと感じている。
でも全てのモノがオンラインになると、今までには無かった新たな病気やストレス等の弊害が出てきそうな気もするが…

皆さん、『GAFA』というを総称をご存じだろうか。
ガーファとはGoogle・Amazon・Facebook・Appleの頭文字を取って称される企業群。
この圧倒的な力を持つ4社は世界中のユーザーから莫大なデータを吸い上げて、世界市場を制圧している。
データは現在のデジタル経済にとって、石油に相当する生産要素だと言われており、あらゆる企業間でデータの争奪戦が繰り広げられている。
ビッグデータを持つ企業は、いとも簡単に市場を操り、爆発的な成長を続けている。
そのようなIT4大企業に対して不満を持つ企業が多いのは言うまでもなく、打倒GAFAに力を注いでいる。
そんなGAFA時代の終焉に期待されているのが『ブロックチェーン』だ。
ブロックチェーンと言えば仮想通貨の技術だが、その高度な技術が様々な分野で活用が試みられようとしている。
ブロックチェーンに関して詳細を説明すると、かなり長くなってしまうのでここでは割愛させてもらう。
中央集権型のGAFAとは真逆の非中央集権型と言われるブロックチェーン。
資源であるデータをGAFAに独占されずに社会全体で共有される為にブロックチェーンの仕組みが期待されている。
僕はブロックチェーンの存在を数年前に知り、近い将来必ず世に出てくる革命的な技術だと今でも思っているが、今年も定着する事はなかった。
今回このブログを書こうと思ったのは、今年の9月に出版された「ネクスト・ブロックチェーン」という本を読んだからだが、この本を読んで思ったのは、素晴らしい技術には間違いないが、いろいろと問題や課題も抱えているという事。
その問題がクリアにならなければ、もしかすると世に出てくる事はないかもしれない。
ただ、これからは IOT・AI・ブロックチェーンを中心に物事が動いていき、それらは5Gによってより加速していくと僕は考えている。

好き勝手に書いたが、これは僕の妄想、あるいは願望であり、未来を想像して頭の中で遊ぶ一種のゲームに過ぎない。
ただ、どういった形であれ、時間と共にいろんな物事が変化していく事は、ごく自然な流れだと思っている。
その変化に敏感に反応して対応しようとしている人もいれば、何となくは知っているけど様子を見ている人、気付いてはいるが意に介さない人、はたまた全く気付いていない人等いろんな人がいると思う。
今までそんな技術なしで生活してこれたのだから、知らなくても生活するには何の問題もない。
合理的かつ利便性を求める人もいれば、デジタル社会にとらわれない至ってシンプルな生活を求める人もいる。
自分は前者だが、インターネット上でサービスを行っている以上、ついて行かざるを得ないとも思っている。
その都度ついて行かないと、あっという間に取り残される程、変化のスピードが速いのだ。

インターネットが出始めの頃、その新しい技術を皆さん怪しんではいなかっただろうか?
ガラケーの時代に、スマホが登場して、こんなにも普及するなんて想像出来ていた人はいるだろうか?
未知の新しい技術が入ってこようとすると、懐疑的に考える人が殆どかもしれない。
僕は一昔前に、将来こんな世の中になるなんて想像出来ていなかった。
自分の考えの遥か上を圧倒的なスピードで進化している。
この先どうなるかを考えるのは自由だと思うし、5年後・10年後この世界で何が起きているのか、想像するだけで興奮してしまう。
2020年はいよいよ5G時代へと突入していく。
今後、テクノロジーがどう変化していくのか、楽しみながら日々の生活を過ごしていきたい。

今年も商品を売って頂いたお客様、買って頂いたお客様、本当に有難うございました。
2020年もシェアブックスを宜しくお願い致します!

【現在の社会は決して固定した結晶体ではなく、変化することの可能な、そして常に変化の過程にある有機体なのだ】
カール・マルクス


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渋谷で忘年会
現在の日時は10月12日(土)19:35、避難所でスマホのメモ帳にこれを書き始めた。

今日は朝から買取が入っていたが、台風の為、臨時休業する事にした。
近所にある全てのコンビニは既に閉まっていて、もう何も買う事は出来ない。
テレビでは盛んに命を守る行動を取るように何度も促している。
又、川の様子は決して見に行かないでとの警告も頻繁に流れていた。
しかし、僕の自宅は多摩川沿いにある為、警告をよそに何度も川の様子を見に行った。

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目の前の川の状況が気になって仕方ないのだ。
普段の優美な多摩川の姿はもうそこにはなく、荒々しく攻撃的な川へと変貌していた。
最初に見に行った時は近所の人もチラホラ見かけたが、夕方になるとまるで人気がなく、近隣の車庫からは車が消え、皆何処かに避難してるように感じられた。
僕はこの時点でも避難所に行く事はさらさら考えていなかったが、家の2階から川の状況を確認する度に、氾濫の恐怖と孤独感に苛まされていった。
取りあえず車だけは非難させておこうと田園調布駅近くの駐車場に停めに行く事にした。

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駅に行っても殆ど人と会う事はなく、電車も止まっており、非日常感がひしひしと伝わってくる。
辺りも薄暗くなってきて、雨風がかなり強くなってきた頃には、携帯電話に緊急避難のアラートが頻繁に鳴るようになり、家の周りをスピーカ付きの車が避難を呼びかけはじめた。
17時頃、最後に川の様子を見に行ったら、水位が急上昇しており、荒れ狂って暴れている多摩川の様子を見て恐怖を感じた僕は、高台で駅の近くにある小学校への非難を決意した。

避難するつもりは無かったので何も用意をしていない。
僕は40Lのザックに、着替え・タオル・寝袋・ガス・洗面用具・食料・水・ライト・充電機器を素早く詰め込み、登山用のレインウェアを上下に着用し、ハイカットの登山靴を履いて自宅を後にし、高台にある避難所を目指した。
雨風は既に激しく吹き荒れていて、おそらく傘は何の役にも立たないだろう。
小学校に近づくにつれ、次第に荷物を持って歩いてる人達が増えていき、到着すると受付に列が出来ていた。
名前・住所・年齢を書き込み、指定された場所まで行くと既に人で埋め尽くされていた。
廊下にも多くの人が横たわっていて、キャパオーバー感は否めなかった。

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仕方なく他の場所に行き、下駄箱の一角を確保する事が出来た。
1人だったので丁度良いスペースで、しかも壁で隔離されていてたので、僕だけ個室みたいになっていて意外と快適に過ごす事が出来た。

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周りを見渡すと家族しかいなく、1人で避難してきたのは僕だけではないだろうか。
地域柄そういう事なのだろうが、こういう時は独身ならではの孤独感を感じてしまう。
場所を確保してから避難所内の事を把握しておこうと思い、校内をうろついていたら腕章を付けた係の人が災害用のマットを膨らましていた。
便利な物があるなと思い、声を掛けて一緒に膨らましていたら、何故かそのままマット膨らまし係に就任する事になった。

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20時頃には気象庁が警戒レベル5を発令して、台風もより激しさを増してきた。
朝からあらゆる各地にいる友人達から心配の電話やメールが届いているが、それは今も鳴り止まない。
数年ぶりに連絡が来た友達もいたりして、そこで初めて、「あー自分は今、被災しているんだな」と、強く実感した。

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暴風雨の轟音が断続的に不気味かつ不穏な音で被災者の不安を煽ってくる。
さらに追い打ちをかけるかのように、体に揺れを感じる地震が来た時は、学校内がどよめいた。
地震きっかけで近くにいたおじさんと会話をするようになり、僕が生まれる前の多摩川水害の話をしてくれた。
23時にもなると雨も風も落ち着いてきたように見えたので、受付に行き状況を確認したら、多摩川は夜中の放流があるかもしれないのと、僕が住んでいる地区は既に浸水被害が出ていると言われ、その日の帰宅は断念して寝袋に身を包み、静かに目を閉じた。
朝5時に目が覚め、身支度をして帰ろうとしたら、受付の人が「自宅は入ってませんか?」と、現時点の避難指定の紙を持ってきた。
自宅の番地が思いっきり記載されていたが、「一度帰ってみて駄目そうならまた戻ってきます」と言い残してお世話になった小学校を後にした。

朝の多摩川の水位は普段よりかは上昇しているものの、幾分穏やかさを取り戻していたので少し安心し、朝日が昇り始めたその美しい光景をしばらく眺めていた。

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自宅前の道路は足首辺りまで水がきており、靴を脱いでジーンズを捲り上げて家の中に入った。

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玄関を開けると土間は泥で真っ白になっていて、ここまで浸水していたのかと驚愕した。
しかしギリギリのところで廊下や部屋には浸水しておらず、これがいわゆる床下浸水というやつだなと頭にインプットして、疲弊していた僕はそのまま布団に倒れこみ眠りについた。

今回、被災したおかげで、地域や近所の人達とコミュニケーションを取る事が出来た。
災い転じて福となすといったとこだろうか、これは本当に良かったと思う。
同時に川の近くに住むという事を深く考えさせられた。
この大都会の東京において、多摩川というのは僕にとってオアシスであり、解放感があってゆっくりとした生活を送れる地域だと思っている。
この13年で4回引っ越したが、その内3回は多摩川の近くに住んでいる。
普段は最高に気持ちよく住みやすい環境だと思うが、今回は川の近くに住むデメリットを痛感させられる形となった。
「多摩川愛」が少し揺らいだ台風19号だったが、台風一過の今日の晴天を、この河川敷から目の当たりにすると、10年後も東京にいるのであれば、きっと多摩川の近くに住んでいるんだろうなと思っている。

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本・DVD・ゲーム等はシェアブックスの出張買取と宅配買取をご利用ください!
先日、単行本と文庫本を5千冊程買取りしてきたが、他の買取りや出品作業が溜まっていた為、そのまま別業者に流すことにした。
その別業者とは誰もが知っている大型書店。
まず電話で申し込みを行った。
本が100サイズのダンボール80箱あると言うと、10箱以上からの出張買取は申し込んだ時点でキャンセル不可で依頼主の了承関係なく自動的に振込まで行われるらしい。
買取り出来なかった商品の返品も不可で自動的に処分が行われる。
送料を自分で負担して送り返してもらう事も出来ないし、自分で車を用意してその買取りセンターまで取りに行くのも駄目らしい。
とにかくキャンセルは一切受け付けず、この電話をしている時点で査定額が分からないのに売るか売らないかを決めなければならない。
現在、自分で用意したダンボールに入っているので、ダンボールだけ返却してほしい旨を伝えると、それもあっさり却下され、買取り後のダンボールの返却は行っていないとの事。
それでは、当日ダンボールを80箱持ってきて下さいと言うと、10箱までしかダンボールは渡せないと言う。
制約が多すぎてとても面倒くさいし、全く融通が利かない。
何という独裁的なやり方だと思いつつも、大型店がこの本をどのくらいの値段で買取りするのか試してみたくて、公平を期すため法人は伏せて個人として申し込みを続けた。

買取り当日、1人で引き取りに来たので大変だなと思い、積み込みを手伝ったが、その担当者からはお礼を言われる事は無かった。
別にお礼を言われたくて手伝った訳ではないが、大手なのにこんな感じの対応なんだなと率直に感じた。
そしてその後は電話やメール等の連絡は一切なく、後日ハガキが一通送られてくるだけ。
そのハガキを見てさらにびっくり!
本が買取数3912冊で13,256円 
DVDが24点で4,750円
買取不可商品が1236冊
既に入金手続き済みらしく、前途のとおりキャンセルは出来ない。 
笑ってしまいました。

この会社は一体どうなっているんだと本当に呆れてしまった。
こんな会社がこの業界のトップなのかと。
普段いろんなお客様から、大型店は値段が安すぎるから絶対売りたくないとかいう声をよく聞いていたが、僕はそんなにイメージが悪くなかった為、物によっては大型店の方が高く査定が付く場合もありますよと常にフォローしてきた。
確かに店舗への持ち込みだと、そんなに悪くない査定額で買取りをしてくれる。
だが出張買取は絶対にやめた方がいいと今後は返答していこうと思っている。

今回の5千冊は依頼主が有料でもいいから持って行ってほしいと言われた本で、査定額に関しては依頼主と話し合い、双方が了承した上で、激安で買取りをしてきた。
なので、別業者にそのまま流しても利益が得られるという確信と、仕分け・出品の手間が省ける為、横流しに踏み切った訳だが、久しぶりの赤字になってしまった 笑

まあ、考えようによっては、大型店がこんな横暴な商売をしているので、それが分かっている人達は僕らの様な小規模から中規模のお店に売ってくるのだろう。
さらに言えば、買取り額やサービス面では大型店との差別化が出来ているので、そこで生き残れているのだとも思う。
大型店しか利用した事がない方は、是非ともいろんなお店を試してみて下さい。

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今年の夏の1枚
いつメンで南伊豆
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