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シェアブックス スタッフが送るたわいもない日記
お陰様で今年もシェアブックスは元気よく終える事が出来ました。
度々このブログでも取り上げている本の今後について、現時点での僕の見解を書いていこうと思います。

今年も例年通りに買取りを行い、例年通りに販売する事が出来て、電子書籍の影響を受けている気配は全くと言っていい程感じなかった。
一番影響を受けているであろう漫画さえも、まだまだ売れている。
雑誌ですら、ある程度纏まっていたら、値段はともかくオークションで売れてしまう。
電子書籍が紙の本を上回る日は確実に来るとは思っているが、僕が考えていたスピードよりはるかに遅く、まだしばらくは今のやり方で大丈夫そうだ。

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上の図は電子書籍に関するアンケート結果だが、これだけスマホが普及しているのに、まだ一度も電子書籍を利用した事がない人が55%もいるのに驚いた。
逆に考えると、この55%の人達が利用したら、ただ単純に半々になるのではなく何らかの要素も加わって電子書籍が多数を占めるような気もするが、ここの55%の枠はおそらく年配の人達が多いと思うので、ここ数年で劇的に変化する事は無い様にも思う。
今の子供たちが授業で紙の本を使用せずに、電子媒体で教育を受けだしたら、その子供達が経済の中枢を担う立ち位置になった時は、ほぼほぼ電子化されているのではないかと思う。
それでも紙の本は無くならないのではないだろうか。少数でもどこかで必ず需要はあるはずだ。
幼少の頃、最初に手に取る本は大半が絵本だと思うが、それも現在は電子書籍よりも圧倒的に紙の本だろう。
ただ、僕としては不本意だが、これからは紙媒体が衰退していき、電子媒体が普及していく流れは不可避だと思っている。
子供の頃から手に取る教科書や絵本の電子化が紙を上回りはじめたら、あっという間に電子化されていくような気がする。(漫画は既に電子書籍が上回っている)
新聞を取る家庭が減ってきているという記事を読んだ事がある。
普段は電子書籍ではなく紙の本を読んでいるという人でも、朝から新聞を読まずに通勤の電車内でヤフーニュースを見れば、朝読んでいた新聞の時間を削る事が出来るし、通勤時間の暇も潰せて一石二鳥というわけだ。
そういう僕も電子書籍と紙の本を併用して読んでいる。
どちらも一長一短あり、シーンに合わせて使い分けているが、僕が思ったのは、電子書籍は「あれ?あそこはなんて書いてあったっけ?」と前の文章を読み返したいと思った時に、どの辺りだったかを探すのに苦労する。
逆に紙の本は本の厚み(ページ数)を感覚で覚えているのか、意外とすぐに戻って見つけてしまう。つまり紙の本の方が体感的に時系列が分かりやすいと感じている。
うまく使い分けできれば共存していけるのではないかとも思うが、この先どういうふうに推移していくかは分からない。経営に関わってくる事なので、その時その時の状況を把握して、最善の決断をしていければなと思う。

最近、Line Payやら楽天ペイやらの決済の広告をよく見かけるようになった。
これからキャッシュレス化が加速していくのは容易に想像できる。
こんな現金を持ち歩いているのは日本人くらいだから、当然と言えば当然の流れだ。
シェアブックスも現金以外でやり取り出来るシステムを考えていってもいいかなと思っている。
それがスマホ決済なのか、ブロックチェーン技術を用いた決済方法なのかは分からないが、新しい技術は積極的に取り入れていくべきだと思っている。もちろん、しっかりとした精査は必要だが。
先の事なんて誰にも分からないが、ある程度予測を立てながら準備をしていく事は絶対必要だと思っている。
準備をしておく事で思わぬチャンスに繋がっていく事もあると思うから。

【技術は、それを意識しないで使えるようになったとき、技術だと思う人はいなくなる】リーナス・トーバルズ

今年もシェアブックスをご利用頂き、誠に有難うございました。
来年も皆様のお役に少しでもたてる様に日々努力して参りますので、何卒シェアブックスを宜しくお願い致します!
テレビ東京の特番番組から電話がかかってきた。
ある俳優の昔の写真集を100冊程持っている人がいて、その写真集を買取りするところを撮らせてほしいという内容だった。
前にもテレビの取材電話がかかってきたが、その時は事務所移転やら何やらが重なったので断っていた。
今回は、1人表向きのスタッフがいるので、少し考えた後に条件が合えば受けてもいいかなと思い、話を聞いてみる事にした。
一通りの流れを聞いてからまず僕が言ったのは、同じ写真集を100冊も買えないという事。
出版間もない本なら100冊購入してもいいが、昔の写真集なら間違いなく売れ残る。
そう伝えると、「台本はないので、いつもの様に査定してもらって、数冊しか買えなくてもいいので、その様子を撮らせてほしい」と担当者。
番組側としては当然だが写真集を売りたいのではなくて、そのやり取りを撮りたいだけなのだろう。
まあ、台本がないなら宣伝にもなるし受けてもいいかなと話を進めていくと、収録前に店舗の映像を撮らせてほしいと言われた。
うちは店舗はなく事務所兼倉庫としてやっていると伝えると、「あ~~」とあからさまに落胆された。構成的にどうしても店舗の映像がいるらしい。
というわけで、今回の話しは無しとなった。

店舗を構えて潰れていっている本屋さんがいっぱいあるこのご時世だが、店舗がないとこういう時にはやはり信頼性に欠けてしまうのだろうか。
店舗がないイコール信用がない。まあ一般的なイメージからすると分からなくはないが、古いなーと思ってしまう。
本屋の在り方が変わってきているのは周知の事実で、今はネット上で販売出来る世の中。
僕にとって、高い家賃を払いながらの店舗営業はリスクでしかない。
店舗を持たないメリットとしては、高い家賃がない分、その分買取りに反映させる事が出来るし広告も打てる。
デメリットは実態が見えづらいのと、すぐに売りたいという人が持ち込み出来ない等になる。
もちろん、店舗型の本屋を否定するつもりはない、僕も最初は店舗を持とうと模索していた。
だが、やっていくにつれ不要だなと考えるようになり、今の形に落ち着いた。
うちがもし店を構えるとしたら、駅近にほんの数坪のガンガン回転出来る売れ線販売用の店舗だけでいい。
これから店舗を構えるとしたら、よっぽど工夫をしないと難しいと思う。

GoogleやYahoo等のインターネット上での広告は経験済みで、その効果も把握しているが、テレビの広告はどうなるのだろうか。
おそらく放送前と放送後のアクセスは全然違うものになるのだろう。
1度試してみたかったが、今回は仕方ない。
いつもの様にひっそりと広告して、粛々と営業していくことにする。

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キャンプにて丸太のトーチ
肌寒くなってきましたね。
DVDでは今年一番の大きい買取りに行ってきました。

数が多い買取りの時は遺品整理の場合が多いが、今回もそうだった。
遺品の持ち主の甥にあたる依頼主と現場の家の前で待ち合わせをして、一戸建ての2階へと上がっていった。
部屋に入るとおびただしい数のDVDが陳列されてあり、「おーこれは久しぶりにすごい」と思わず口に出してしまった。
DVDは2部屋に分けて置いてあり、壁際の棚に前後2重でびっしり並べられていた。
持ち主はとても几帳面な性格だったようで、メーカー別かジャンル別かで綺麗に区分けされている。
棚に入りきれなかったDVDがダンボールと紙袋に入れられて床にも積み上げられて置いてあった。
その山ほどあるDVDの殆どが、アイドルのイメージDVDかアダルトDVDだった。
アニメや邦画のDVDボックスも多少はあったが、比率で言うと無いに等しかった。
片方の部屋の一際重厚な棚には、これまた几帳面にファイリングされた切手が収納されていて、依頼主がその一部を見せてくれた。
持ち主は生前、自分の趣味である切手とDVDに全てのお金をつぎ込んでいたらしく、その額何と数千万。数千万と言っても1.2千万の話ではないと依頼主が教えてくれた。
持ち主の全てをつぎ込んだと言っても過言ではなさそうなその切手は、どれも本当に貴重そうな物ばかりで、数は数万枚以上は軽くありそうだ。お見事としか言いようがない。
依頼主は叔父の遺産ですと言っていたが、こんな資産の残し方は初めて見た。
毎日いろんな所にいろんな物を買取りに行ってる為、ある程度のコレクションでは驚かない僕達でも、よくもまあこんなに集めたものだと、感心するしかなかった。
依頼主の家族が片付けに入るらしいのだが、この状態ではとてもじゃないけど奥さんや娘さんには見せれないので、何とか1日で終わらせてほしいと告げられた。
それはそうだなと思いつつ、時間がなかったので搬出作業を急いで行った。
車に積み込んだダンボールは80箱を超えていた。
DVDだと1箱に70本程入るので、約5600本という数のDVDを積んで帰る事になった。

この種のコレクターにはいつも感心させられる。
今回は主に切手とDVDでアダルト物も多かったが、人生をかけて集めたのであろうと思わせる程、圧巻のコレクションだった。
何に没頭するかは人それぞれで、それが何かは問題ではない。
集めた者とそれを買い取った者、ただそれだけの関係性だが、故人の生きた証をしっかりと見せて頂いた。
久しぶりに質の高いコレクションを見たような気がする。
買取りした物は丁重に扱い、それらを必要とする次の人達へ受け渡す事が僕達の使命だと考えてる。

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先日買取に行った都内一等地にある高級マンションのエントランスにて一枚
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