そんな寒い日々の中、魂を熱くしてくれる大会が中東のカタールで行われています。
そう、白熱のアジアカップです。グループリーグは苦戦をするも1位通過し、
準々決勝のカータール戦では1人ビハインドながらも逆転勝利、試合ごとに成長し、
連携を高めてきた日本ですが、先日行われた準決勝の日韓戦はまさに死闘でした。
前半立ち上がりは日本のリズムで、何度かサイドから良い形で崩すもののフィニッシュの精度を欠き、
なかなか得点を決める事が出来ない。そうしている間に前半22分、
韓国の一本のロングボールに、対応が遅れた今野がパクチソンを倒してPKを献上してしまい、
あっさり先制点を許してしまう。
だが日本も前半36分、持ち前のコンビネーションとパスワークで左サイドから見事に崩し、
最後は前田が倒れこみながらも果敢にゴールを決める。
前半のうちに同点に追いつき、その後も追加点を取るんじゃないかと期待させてくれる
素晴らしい内容で前半を終了。
「日本はすごくいいサッカーをするようになったなー」
と感慨にふけていたのもつかの間で、後半は一転して韓国ペース。
後半20分過ぎあたりから攻勢を強め、日本が苦手とするロングボールを多用し、
日本の最終ラインを下げておいて、中盤に出来たスペースを自由に使い始める。
前半良かった香川も疲れが明らかに見えだし、細貝と無念の交代となる。
90分では勝負がつかず、日本にとっては今大会初となる延長戦に突入する。
延長前半6分、本田のスルーパスを受けようと走りこんだ岡崎が倒されてPK獲得。
本田がPKを外すも詰めていた細貝が値千金のゴールを奪う。
延長後半に入ると、5バック気味にして守備を固める日本に対し、
強烈なパワープレイで押し込んでくる韓国。見ている方は胃が痛くなるような我慢の時間帯が続く。
なんとか逃げ切りを図りたかった日本だったが、延長後半終了間際にゴール前の混戦から
ファン・ジェウォンに決められ、まさかの同点。勝負は韓国お祭りムードのままPK戦へと委ねられた。
だが冷静かつ熱い男、川島が神がかり的なファインセーブを連発し、韓国を意気消沈させ、
日本がPK戦の末、劇的な勝利を収めた。
ここで勝手に素人の僕が点数を付けちゃいます。
川島:7.0 PKでは圧巻のパフォーマンスだったがDFとの連携不足も。
内田:6.0 前半は何本かいいクロスを供給するも継続せず。
岩政:6.0 ハイボールは跳ね返していたが、1対1では何度か危ない場面も。
今野:6.0 カバーリングはさすがだが、対応の遅れからPKを与えてしまう。
長友:7.5 運動量・攻守の切り替え、世界クラス。同点ゴールのアシストも。
長谷部:6.5 パクチソンを抑え、素晴らしいキャプテンシーを発揮。替えのきかない選手。
遠藤:6.0 パスミスもちらほら。及第点。
岡崎:7.0 豊富な運動量で攻守に活躍。PK獲得も。
本田圭:7.5 預けておけば安心のキープ力。何本も絶妙なパスを供給。
香川:6.0 前半は良かったが後半息切れ。持ちすぎの場面も。
前田:7.0 運動量が多く、素晴らしい同点ゴールを決めた。
細貝:6.5 ファールが少し多かったが無難にこなしていた。値千金のゴールも。
伊野波:6.0 ロングボールはうまく跳ね返していた。
本田拓:5.5 不用意なファールを連発。
ザック:6.0 交代カードが後手なった感は否めず。本田拓の投入には疑問。
久しぶりに韓国からの勝利。海外で経験をつんでいる選手も多くなってきて、
このチームなら何かやってくれる、と期待感が持てるようなチームになってきました。
厳しい目で見れば、細かいところも気になりますが、若いチームなので
何とか優勝して自信を高めてほしいです。頑張れ日本!!
【日本代表には哲学を与えたい。
その哲学とは攻撃と守備の調和(バランス)を取ること。】
【好きな言葉はバランスだ。これから非常に大事になる。】by アルベルト・ザッケローニ
バランス、僕も好きな言葉です。
最後に本業を。
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初登場! 太陽(たいよう)

かわいーですな。