MENU
PCサイトを表示
シェアブックス スタッフが送るたわいもない日記
  • 2018.05.21 晴れ

    残念なニュース

今日の夕方ショッキングなニュースが飛び込んできた。
登山家の栗城君がエベレスト挑戦中に死亡したと…

彼の登山スタイルには賛否があった。
ネット上では、実力と行動が伴っていないとか、登山を商業的に行っていて山を冒涜しているとか、あの登り方を続けるならいつ命を落としてもおかしくないとか、批判的な文章をよく見かけていた。
それと同じような事を実力と経験のある著名な登山家達も口を揃えて発言していたから、実際そうだったのかもしれない。
その実力不足の彼を周りのメディアやスポンサーが商業目的で煽っていたのだとすれば、その罪は重いのでは?という声が聞こえてくるのは容易に想像できる。
でも栗城君は自分の意志で挑戦していたと思いたいし、彼が発信する映像で何かしらの刺激や影響を受けて前を向いて行動を始めた人も確実にいたと思う。
見たくない人は見なければいいだけだし、人のチャレンジをとやかく言うのはナンセンスといった声も絶対あると思う。
僕は2009年に栗城君が出した本「一歩を越える勇気」を読んでから興味を持って少し行動を追っていたが、やはり商業的な露出に違和感を覚え、少しずつ関心が薄れていった。
だからといって嫌いになったというわけではなかったが、自信を持って好きだとも言えなかった。
ただ、その貴重な映像をライブ中継してくれるというのは本当に有難かったし、そういう意味では応援していた。
実際、今日の夕方からあるはずだったライブ配信もすごく楽しみにしていた。
僕は栗城君が登山家と名乗らずに何か別の適切な呼び方で活動していれば、こんな批判は受けないのにと常に思っていた。
新しい事をやろうとすると叩かれる風潮はどの世界でも変わりはない。
批判を承知で、それでも挑戦し続けていた。
覚悟は常に持っていたと思うが残念で仕方ない。

栗城君亡き今、また賛否両論出てくると思う。
ただ、彼は本当に山が好きだったのだろう。
それは疑う余地もない。
山に魅せられて、大好きな山で志高く人生を全うした。
ある意味幸せだと思う。
心よりご冥福をお祈りすると共に、僕は拍手を送りたい。
ありがとう。

本当は買取記を用意していたけど、急遽差し替えました。

1

PCサイトを表示
電話 0120-316-314(フリーダイヤル)
電話受付:年中無休 [ 10:00 - 19:00 ]
通信中です...しばらくお待ち下さい