今月のシェアブックスは忙しかったです。
毎年、2月3月は引越しシーズンが重なる為か、かなり忙しいです。とても有難い事ですが！
今月もいろんな買取ドラマがありましたが、その中の一つを。
今月半ば府中市に本の出張買取に行ってきた。
発売から間もない本や珍しい専門書等が8畳程の部屋に千冊程置いてある。
保存状態も良く、とても綺麗な本だった。
査定を始めようとすると依頼主から『相見積もりですので、査定だけお願いします』と告げられた。
たまに相見積もりはあるが、ここ1年間は記憶にないくらい久しぶりだった。
相見積もりだろうが通常の査定だろうが査定額が変わるわけではないので、通常通り査定をしてから依頼主に査定額を伝えた。
すると、『他社にこの額を伝えてから連絡します』との事だったので、僕等は次の買取場所の調布市に向かうことに。
調布へ移動中に依頼主から連絡が来た。
他社の査定は、うち（シェアブックス）が提示した4分の1程度らしかったので、是非シェアブックスさんにお願いしますと告げられ、僕等もホッと一安心。
改めて本を取りに行く日時を決めてから、電話を切った。
気を良くして、次の買取場所の調布市へ。
次の依頼主のリストを見ていたら、いつも当店を利用してくれているリピーターの方だと分かった。
この方はDVD・ゲーム・ブルーレイディスクを中心に新しい物や初回限定盤などのレア商品をよく売って頂ける。
家の中は綺麗に整頓されていて、ガラス棚にはお店のショーケースばりにフィギュアが陳列されている。
この仕事をしていると、いろんなコレクターの方宅におじゃまするが、この方は本当にレベルが高い。
今回も快く了承をもらい、質の高い物を多数売って頂いた。
今回も有難うございました！またよろしくお願い致します！
今日は近年まれに見る良い買取日だったなと思っていたら、1件目の依頼主から電話がかかってきた。
『相見積もりしていた他社が、急にシェアブックスさんが出した査定額よりも多少上乗せしてきたので、どうしますか？』と依頼主。
先程、口頭ではあるが了承を貰っていたので少し困惑したが、少し考えてから他社より上回る額を提示した。 すると、『またかけ直します』と言われ電話を切った。
当店は通常の買取では査定額を出した後に値段を上げる事はない。
いくら値上げを迫られても、そこは一発勝負を信条としている。
だが今回はその通常には当てはまらない。千冊超えでしかも良品なら尚更だ。
正直、喉から手が出るくらい欲しい品だった。
しばらくするとまた電話がなり、想像していた事を告げられる。
『他社がまた少し上乗せしてきました』と。。
ここで僕は、徒に値を吊り上げる事は止めて、この取引を断る事にした。
いや、いいんですよ。売る側は少しでもお金にしたいんだから、高く買取る方に売るのは当然です。
むしろ、競わせて値を上げていくのは、一番良い売り方だと思います。業者は限りなく可能な買取額を提示すると思うので。。。
ただ、その他社は最初の査定額が、うちの提示した4分の1程度だったにも関わらず、よく4倍UPも出来るなと、査定方法を疑うと共に、そのような業者と同じ土俵で競り合うのは何か腑に落ちなかった。
まぁ、よくよく考えてみれば、そんな一貫性のない査定方法だったら、今後の見通しが暗くはありませんか？と、逆に自信を深め、帰路に着いた買取班でした。
同じ業種でも様々なやり方・スタイルがあり、多種多様ですね。
何が良くて何が悪いというものは無いと思いますが、我がシェアブックスも独自のスタイルで他に負けないように、日々、精進していきたいと思います！
3月も引き続き買取UPキャンペーンを行います！ 皆様、今が売りどきです！
【競争が進歩を生む】 by 渋沢栄一
【競争も必要、対立することもあっていい。
だが敵をも愛する豊かな心を持ちたい。】 by 松下幸之助
妙高 杉ノ原での一枚
