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シェアブックス スタッフが送るたわいもない日記
  • 2018.12.31 晴れ

    2018年も有難うございました

お陰様で今年もシェアブックスは元気よく終える事が出来ました。
度々このブログでも取り上げている本の今後について、現時点での僕の見解を書いていこうと思います。

今年も例年通りに買取りを行い、例年通りに販売する事が出来て、電子書籍の影響を受けている気配は全くと言っていい程感じなかった。
一番影響を受けているであろう漫画さえも、まだまだ売れている。
雑誌ですら、ある程度纏まっていたら、値段はともかくオークションで売れてしまう。
電子書籍が紙の本を上回る日は確実に来るとは思っているが、僕が考えていたスピードよりはるかに遅く、まだしばらくは今のやり方で大丈夫そうだ。

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上の図は電子書籍に関するアンケート結果だが、これだけスマホが普及しているのに、まだ一度も電子書籍を利用した事がない人が55%もいるのに驚いた。
逆に考えると、この55%の人達が利用したら、ただ単純に半々になるのではなく何らかの要素も加わって電子書籍が多数を占めるような気もするが、ここの55%の枠はおそらく年配の人達が多いと思うので、ここ数年で劇的に変化する事は無い様にも思う。
今の子供たちが授業で紙の本を使用せずに、電子媒体で教育を受けだしたら、その子供達が経済の中枢を担う立ち位置になった時は、ほぼほぼ電子化されているのではないかと思う。
それでも紙の本は無くならないのではないだろうか。少数でもどこかで必ず需要はあるはずだ。
幼少の頃、最初に手に取る本は大半が絵本だと思うが、それも現在は電子書籍よりも圧倒的に紙の本だろう。
ただ、僕としては不本意だが、これからは紙媒体が衰退していき、電子媒体が普及していく流れは不可避だと思っている。
子供の頃から手に取る教科書や絵本の電子化が紙を上回りはじめたら、あっという間に電子化されていくような気がする。(漫画は既に電子書籍が上回っている)
新聞を取る家庭が減ってきているという記事を読んだ事がある。
普段は電子書籍ではなく紙の本を読んでいるという人でも、朝から新聞を読まずに通勤の電車内でヤフーニュースを見れば、朝読んでいた新聞の時間を削る事が出来るし、通勤時間の暇も潰せて一石二鳥というわけだ。
そういう僕も電子書籍と紙の本を併用して読んでいる。
どちらも一長一短あり、シーンに合わせて使い分けているが、僕が思ったのは、電子書籍は「あれ?あそこはなんて書いてあったっけ?」と前の文章を読み返したいと思った時に、どの辺りだったかを探すのに苦労する。
逆に紙の本は本の厚み(ページ数)を感覚で覚えているのか、意外とすぐに戻って見つけてしまう。つまり紙の本の方が体感的に時系列が分かりやすいと感じている。
うまく使い分けできれば共存していけるのではないかとも思うが、この先どういうふうに推移していくかは分からない。経営に関わってくる事なので、その時その時の状況を把握して、最善の決断をしていければなと思う。

最近、Line Payやら楽天ペイやらの決済の広告をよく見かけるようになった。
これからキャッシュレス化が加速していくのは容易に想像できる。
こんな現金を持ち歩いているのは日本人くらいだから、当然と言えば当然の流れだ。
シェアブックスも現金以外でやり取り出来るシステムを考えていってもいいかなと思っている。
それがスマホ決済なのか、ブロックチェーン技術を用いた決済方法なのかは分からないが、新しい技術は積極的に取り入れていくべきだと思っている。もちろん、しっかりとした精査は必要だが。
先の事なんて誰にも分からないが、ある程度予測を立てながら準備をしていく事は絶対必要だと思っている。
準備をしておく事で思わぬチャンスに繋がっていく事もあると思うから。

【技術は、それを意識しないで使えるようになったとき、技術だと思う人はいなくなる】リーナス・トーバルズ

今年もシェアブックスをご利用頂き、誠に有難うございました。
来年も皆様のお役に少しでもたてる様に日々努力して参りますので、何卒シェアブックスを宜しくお願い致します!
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